給湯室のOLレベルの話題

声を大にしては話せない。できれば墓場までもってきたい。

アイスコーヒーをください


昨日バイト先に行く電車に乗って動く寸前に老婆に電車の乗り換えを聞かれた。
どうやら約束があってはるばる東京まできたらしいが、生憎そこにいく電車はこれじゃない。死にそうな顔していたから、一回降りて教えて、一緒に待つことになった。完全に遅れるけどバイトめんどくせえなと思っていたからむしろ丁度良かった。なんかすごい感謝されたけどおれがバイト行きたくないだけだったから何をこんなにありがたがってるんだろうこのババアはと思った。電車が行った後、バイト先に遅刻しますって電話した。「は?どうしたんだ?」と聞かれたけど「おばあちゃんに道を教えてました♡」だなんて絶対信じてもらえないだろうから寝坊したって言った。現実ってだいたいそういうもんだ。あとあのババアを悪者にしたくなかったし。帰りにサブウェイ食って帰った。

アホ大学のクソ学生

今週のお題「2013年のゴールデンウィーク

ふしだらな生活をしております。いかがわしい生活を。
いつのまにか片手で腕立て伏せができるようになっていました。私はどこに向かっているのでしょうか。わたしにはわからない、
*1

*1:写真は帝国ホテルのトイレです

美しき囚われの日々、ぼくらこれで自由になったのだよね。

[[今週のお題「新生活」]]

意味のないことだとは十二分にわかっていた、でもそうせずにはいられなかった。

私は日本海に向かってありったけの声でわめいた。

少し笑ってSもつづいた。





ぼくらは声を張り上げてさけんだ。 全力で石を投げつけた。 流木で海をぶっ叩いた。 海に怒鳴り散らした。

どのくらいの時間やっていたんだろう

そして、たしかに、波の音にまざった。



空が白んできた。


何を得たのか、何が変わったのか、それはわからない。

でもきっと私も同じような顔をしていたのでしょうね、彼はそれなりに充実したような顔をしていて、そして彼の帰る場所に戻っていった。


そっとふり返る、

海は碧色で

波は楽しそうにからめる 赤ちゃんの指のようだった。




だいぶ前の話になるんだ、
久しぶりに地元で友人Sと昔の知り合い数人に会って、なりゆきでいわゆる場末の小さなスナックで飲んだ。

Sは愉快そうに私を含む皆とお喋りをしているのだけど、なんとなく違和感があった。
靴の中に少し砂が入り込んでいるような感覚、話せば話すほどに。さらにそれを隠そうと、またしても靴砂。

おそらくあの場で気づいていたのは私だけだったのかもしれない、とにかく微小ながらたしかにいつもと違ったのだ。

 でも本人が自分の意思で隠している以上、こちらから切り出すのも野暮だな、いやでも、、。と私にも伝染靴砂。


そんな時間が続いて、そしてお開きの時間となった。
Sはちょうどよく車で来ていたので(もちろんノンアルコールドリンクで済ませていた)痺れを切らした私は「ドライブしよう、海が見たいから!」そう提案した。

彼はやはりすぐに了承した。



かくして僕らは夜の海へと出発した。2時だった。


車ではSから切りだしてくれた。

隠していたのも頷けるような、そういった話だった。(うまく説明がつかないが、年になれば1つはある、話せば一時的に楽になるけども、解決のしようのないようなもの、と考えて欲しい)


もちろん答えなんて出ないままに、静かに海岸についた。

暗かった。

海は鈍色で、波はまるで鉛のようだった。

溶け出したそれが足をのみこもうとしてるみたいだった。もうずっと深くに引き摺りこまれそうだった。

クリトリスにマーマレードを

もう昼も夜も上も下も、わからない、

とにかくそれらを一緒くたにかき混ぜた、ぐちゃぐちゃに腐乱臭のする流動食を喉に流し込んでいるような、

そんな生活をしていて。



ただただ、都会の衣擦れのおとがして、

眠れないはずなのに、

いつの間にかねむっているのです。