絶望的美女 (4)
彫刻のようだった。
透き通る白い裸体と美しすぎる横顔でタバコを吸う彼女は
新宿のwarpで6杯目のレッドブルウォッカを流し込みながらタバコ吸ってたら180センチオーバーのパツキン外国人が火をくれと言って来た
リンネアという名前の彼女は日本語の勉強に東京にきたらしく、本業はヘルシンキにてモデルをやっていた。iPhoneに保存されていた雑誌の中でのお気入りの写真は紛れもなく目の前にいる彼女だった。
なぜか意気投合したおれたちは浴びるほど飲んでクラブ内で踊り狂った。
フロアの人間たちがジロジロ見てそう思うのは当然のこと、リンネアが美女すぎてスーパーvipの芸能人たちですら隣にはべらせた女がただのイモに見えたに違ぇねぇ。
とにかくべらぼうにケタちがいの美女だった。
ちなみにリンネアと一緒に来てたLA育ちのアメリカンはバチバチのブスだった。ファッキンブルシット
今週のお題「花粉」