カムチャツカの若者が きりんの夢を見ているとき、フクシマに住む男子大学生はテーブルに突っ伏して吐瀉物にまみれている。
今週のお題「冬のおいしいもの」
アンチョビとチーズと白ワインくさいゲロが髪について、乾いたそれがパリパリと音がする。
なんだかダメ人間の階段を登る音のように思えなくもないなあ。
アンチョビって何の塩漬けだっけか?ニシン、いや、カタクチイワシだっけか。とかそういうことを考えながらテーブルで寝たとこは覚えている。
ゴミみたいなアパートに戻って、シャワー浴びて、ネコをベッドからどかせて、研究室に行くまでの間もうひと眠りしよう。にゃあにゃあ文句言われんだろうけど無視しよう。
去年の今日撮った写真があったので貼る
今アパート帰ってググったらアンチョビは ニシン目のカタクチイワシ科らしい、じゃあこれは半分正解としていいのだろうか。
とりあえずそのカタクチイワシの塩漬けは美味しかった。冬のおいしいもの。